自己紹介~2020年12月に入所した永井久楽太です~

みなさま、はじめまして。2020年12月に東京南部法律事務所に入所いたしました、73期で弁護士の永井久楽太(くらふと)と申します。

弁護士を志した理由は様々ありますが、一番最初のきっかけは2008年のリーマンショックです。当時高校生1年生だった私は、日比谷公園で行われた年越し派遣村の活動と、そこでの弁護士の相談活動をテレビを通して知りました。今まで会社のために貢献していた人を平然と切り捨てることに憤りを抱き、弁護士という職業を目指すことを考え始めたことを覚えています。

その後、大学1年生となった2011年には、私が弁護士を現実的に目指す上で2つの大きなことがありました。一つ目は、東日本大震災と福島原発事故です。多くの方が避難を余儀なくされ、それが現在まで続いています。大学時代、東京電力と国に対する損害賠償請求での避難されている方の声を代弁する弁護士の関わりを見させていただき、弁護士になりたいと改めて思いました。二つ目は、2010年のJAL不当解雇事件です。2011年に大学のサークル活動で、フェニックスビルにお邪魔して、本事件について学ばせていただきました。航空機の安全な運航と労働環境等の改善に尽くしてこられた方々を一方的・狙い撃ちに解雇する会社の姿勢に、やはり憤りを覚えました。

弁護士として、様々な困難に直面する方への支えになれるよう精進してまいりますので何卒よろしくお願いいたします。