なんぶ2002冬号 東京南部法律事務所ニュース
        
2002年冬号

教科書問題 暑い夏の熱い闘い

役に立つ法律知識−よりよい住宅を安心して持つために

憲法9条違反の自衛隊海外派兵は許さない!!

コラム&新人紹介

大田ところどころ<池上本門寺>

 なにがおめでたいんだ、と言われそうな気がしますが、新年のご挨拶ですからこころよくお納め下さい。
 景気が悪い。もっと悪くなると言われると、気持ちが沈みがちになりそうです。そんな時、あの敗戦直後の、衣・食・住のことを思います。どうやって今まで生き延びたのかと不思議に思うときがありました。どんな時でも日本人は強い。自分にそう言い聞かせております。楽天すぎるでしょうか。
 アフガニスタンのことが気になります。一八六四(元治元)年の下関戦争の際、ニューヨークタイムズの通信員は「半ば開化した野蛮な国民に対処する際には、力こそ正義であるとわれわれはいう。そして、文明世界は、頑固と無知と迷信が執拗な排他的行為の基盤となっているところでは、あまり良心的になりすぎてはいけない」と述べます。この論理は、昔も今も変わりないようです。それにしても、いちばん悲惨なめに遭うのは、非戦闘員の女性や子供達であります。
 戦争を止めろ!
事務所は、皆様のご期待に応えるべく、気鋭の長尾詩子弁護士を迎えました。皆様と共に事務所は明日へむかって前進しています。
 よい年にして参りましょう。
                                  向  武 男

撮影 向  武 男