東京南部法律事務所がスタートしたのは、1968(昭和43)年4月のことになります。大田の地域では歴史ある法律事務所です。設立した頃は蒲田駅から離れた場所にありましたが、1997(平成9)年から現在のJR蒲田駅東口ロータリー前の至便な場所に立地しています。設立時は弁護士4名での出発でしたが、今では弁護士18名(2021年6月現在)を擁する大田区内では最大規模の事務所となっています。これまでも全国各地に20名を越える所員弁護士を送り出してきました。
当事務所が設立された当時の蒲田周辺の地域は、大小の町工場が肩を寄せあいひしめき合っている街でした。周りには弁護士事務所など全くなく、霞が関や新橋といった裁判所近くの法律事務所に相談に行く時間もないような大田地域で働く人々の権利と生活、営業を守るお手伝いをするため、そしてこの国の平和や民主主義擁護に少しでも役立てるようにと、設立されました。
その後、糀谷地域の工場群が移転や倒産によって減少する一方で、羽田空港や都心へのアクセスが良い立地から、巨大な流通拠点が出現するに至りました。さらに近年では、研究所や電子・情報管理といった先端産業が多く立地しています。大田区としても人口が増えており、林立するマンションや高層団地、チェーン店や飲食産業関係が増えています。当事務所が設立されてから50年。大田区の産業、町並みは様変わりしていることがわかります。
私たちの取り扱い分野も年ごとに拡大しつつあり、羽田に近い立地による航空労働者の労働事件を始めとした数多くの労働者側労働事件や、患者側医療過誤事件など専門的に取り組む分野もありますが、民事・刑事・家事事件を幅広く取り扱っています。しかし、働く人々の権利と生活、営業を守るという私たちの基本的なスタンスに変わりはありません。
今後とも事務所の力量を質量ともに充実させ、皆様のご期待にいっそうお応えできる事務所づくりに邁進いたします。
事務所の特徴
・圧倒的な利便性
当事務所は、JR蒲田駅東口を出て直ぐ。大田区在住の皆さまは、当事務所の弁護士に依頼をすれば、当事務所で打ち合わせができます。打ち合わせの都度、都心部(銀座、四ッ谷、新宿、池袋等)まで出掛ける必要がありません。
弁護士会の法律相談では、担当弁護士が大田区の弁護士とは限りません。打ち合わせ時に都心部の担当弁護士の事務所に行く必要があるのが一般です。
・歴史と多様性
当事務所1968年創設、この間、多種多様の事件、多量に扱い、経験の蓄積があります。また、多数の弁護士(2021年6月現在18名)が在籍しており、労働、医療等の分野を得意とする弁護士もいます。様々な年齢層の弁護士がおり、女性弁護士も4名在籍しています。皆さまのご要望に合致した弁護士と出会えるはずです。
相談室は個室になっておりプライバシーも保たれます
・責任をもって御対応
大田区の無料相談は相談のみで事件の受任はしてくれません。
当事務所は、問題が解決できるよう、受任したうえで責任を持って対応をいたします。