▲大田区でも昨年3月に「東京生存権裁判を支える大田連絡会」を結成。10月に行われた報告集会で訴える原告の榊原芳治さん。 |
昨年は生活保護関連のニュースが多く見られた年でした。経済力の格差が拡大し、低所得者が大幅に増大したことの反映でもあります。昨年の東京都の調査によると、母子家庭の5割以上、高齢世帯の3割が、年収200万円未満の収入で暮らしているといいます。その一方で、生活保護受給申請をあれこれ拒絶する役所、受給者には「自立」を強制し保護費を取り上げようとする役所、あげくは餓死者まで出しながら何ら対応に問題がないという役所…、そんなニュースが頻繁に報じられた昨年でした。
「健康で文化的」な生活って??
人はみな、恁注Nで文化的な最低限度の生活を営む権利揩保障されています。これは憲法第25条にはっきりと書かれています。
しかしながら、今般、生活保護の「老齢加算」が廃止され、恁注Nで文化的な最低限度の生活揩ヌころか、生きていくこと自体が危ぶまれています。
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